GENERAL PEDIATRICS 一般小児科
産科と小児科が連携して、
あなたと赤ちゃんの毎日を見守ります
当院では、かぜ・発熱・下痢など、子どもによく見られる症状を中心に一般的な小児科診療を行っています。
産科と小児科が併設されており、出産後のお母さんと赤ちゃんの診療や健康相談にも対応しています。
育児のなかで気になることがあれば、どんな小さなことでもご相談ください。
診察対象となる症状例
発熱・せき・鼻水・のどの痛み 嘔吐・下痢・便秘 湿疹・おむつかぶれ・アレルギー症状
夜泣きや授乳トラブル、体重増加の心配 けいれん、ぐったりしている など
お母さんと赤ちゃんへのアドバイス
産後すぐの時期は、お母さんと赤ちゃんのどちらも体調の変化が起きやすい時期です。
気になる症状があれば、ためらわずにお電話いただくか、ご受診ください。
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- お母さんにこのような症状はありませんか?
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- 出血の量が急に多くなった、血のかたまりが出た
- 下腹部や会陰部の痛みが強い
- 37.5℃以上の発熱が続く
- 乳房が赤く腫れて熱をもち、しこりがある
- なんとなく体調が優れない、不安が強い
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- 赤ちゃんにこのような様子があれば受診を
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- 38℃以上の高熱
- 下痢が続いて元気がなく、ぐったりしている
- けいれんや引きつけを起こした
- 呼吸が苦しそう、顔色が悪い
- 吐き戻しが多く、噴水のように吐く
- 黄疸が強くなってきた
- 機嫌が悪く、ぐずりが止まらない
よくある赤ちゃんの症状とご家庭での対処法
普段の様子を知っておくことが、体調の変化に気づく大切なポイントです。
以下は、お母さんが対応できることと、受診が必要な目安をまとめたものです。
症状 | ご家庭でできること | 受診の目安 |
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吐き戻し |
授乳後はよくゲップをさせましょう。 機嫌が良ければ心配いりません。 |
噴水状に吐く、体重が増えない、元気がない |
発熱 |
脱がせすぎ・着せすぎに注意。
水分をしっかり補給。 |
38℃以上で元気がない、ぐったりしている |
下痢 |
お乳が飲めて機嫌が良ければ様子を見てOK。
水分補給をしっかりと。 |
水のような便・血便・吐き気・機嫌が悪い |
便秘 |
綿棒浣腸や腹部マッサージ、
白湯などで様子を見てください。 |
3日以上出ていない、ガスが出ない、腹部が張る |
おむつかぶれ |
おむつをこまめに交換。よく乾かし、
清潔に保つことが大切です。 |
出血したり、赤みが広がって悪化している場合 |
湿疹 |
石けんでやさしく洗い、きれいに流してください。 衣類は清潔に。 |
顔から全身に広がる、かゆみが強そうなとき |
ご自身の体調変化に気づいたときは
日常生活の中で、「いつもと違う」と感じる体調の変化があれば、一度医師にご相談いただくことで、原因の把握や安心につながることがあります。症状の有無にかかわらず、気になることがある場合は、診療をご検討ください。